カサカサカサ
一方「ン……なンだァって、ェ」
ゴキ「」ヤァ
一方打止「「」」
打ち止め「きゃあああっゴキブリぃいいってミサカはミサカはヌメッと黒光りをする物体から逃れてみる!」
一方「」
打ち止め「うぇええってミサカはミサカはあなたに助けてほしい気持ちを……ってあれ?」
一方「」
打ち止め「目を開いたまま動かなくなったあなたにミサカはミサカは不安を覚えてみ……ってうあああっ近づいてくるよぉお!」
一方「」
打ち止め「黄泉川! 黄泉川ぁ! ってミサカはミサカは黄泉川の方に助けを求めて……って」
一方「」
打ち止め「今日黄泉川いないんだったああ! ってミサカはミサカはいよいよ絶望的!」
一方「」
打ち止め「あれ? 芳川? 芳川?! 芳川のすぐそばにゴキブリが歩いてるよ! ってミサカはミサカは平気な顔をしている芳川に恐れおののいてみたり!」
芳川「……あぁ、あまりにも堂々としてるから黄泉川かと思ったわ」フゥム
打ち止め「それはあんまりかもってミサカはミサカはまだ抜けきってない危機を恐れながらも、つっこんでみる」
芳川「私に頼らないでね。私は優しいんじゃなくて、甘いだけだから」
打ち止め「意味がわからないってミサカはミサカはいよいよ白目を剥きかけたあなたの頬を叩いてみたり!」ペシペシペシ
一方「…ゥあ」パチッ
打ち止め「あなた! やっと起きたのねってミサカはミサカは両手をあげて喜んでみる!」バンザーイ
一方「あァ……?」ボーッ
打ち止め「ミサカはミサカは黙ってキンチョールをあなたに渡してみる」オソルオソル
一方「ンゥ……?」
ゴキ「」ヤァ
一方「」
カチッ
――
黄泉川「なんで帰ってきたら家が半壊状態になってるじゃん?」ピキピキ
芳川「なんていうのかしら……」
打ち止め「これは尊い犠牲なのってミサカはミサカは目を逸らしてみる……」
おわり
お目汚し失礼しました
最近ゴキ見てないんだけど、奴ら隠れてやがるのか……