598 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/01/16 00:49:22.60 qo5TmI5DO 1/7乙です
小ネタで5レスもらいます
美琴「私の下着が盗まれた」
黒子「まぁ。ゲコ太がバックプリントされた赤レースのパンティが盗まれたなんて」
美琴「知らない?」
黒子「知りませんわねぇ。えぇ全く知りませんの」
美琴「そっか」シュン
黒子「あぁ!泣かないでくださいましお姉さま!えぇ、えぇ。わたくしが何とかして犯人をでっちあげてみせますの」
美琴「黒子……」
黒子「そんなときこそジャッジメントの出番ですわ!丁度ここは支部ですし」
美琴「おー」パチパチ
初春(……白井さんじゃないのかな)
黒子「で。犯人ですが……わたくしに心当たりがありますの」
初春「白井さんのベットの下とかですか?」
黒子「近頃知り合った殿方なんですけれどね」
美琴「うん」
初春(無視ですか)
黒子「何とも変質者のような殿方で……お姉さまによく似た少女を連れてましたの」
黒子(思わずペロペロしてしまうところでしたわ)
初春「それが何の関係があるんです?」
黒子「全く推理が足りませんわよ初春。つまり、その殿方は熱心なお姉さまFUNに違いありませんの」
美琴「なるほど」
初春「えっ」
美琴「でも私の下着を奪うなんて、同じ寮……いえ同じ部屋でもない限り、よっぽどの能力者じゃないと……あっ」ハッ
黒子「えぇ気付きましたか」
美琴「……うん」
黒子「その殿方は、その変質者こそが……っ第一位なんですのよ!」
黒子「どのような能力かは存じませんが、第一位ならば寮に入るなど造作もないはずですの。えぇ、同じ部屋にいるよりもよっぽど!」
初春「そうですねー」
美琴「そ、そうだったの……」
美琴(もしかしてあの実験も、歪んだ私への愛情表現?)
美琴「引くわ」
黒子「えっ」
美琴「あ、なんでもないわ」
黒子「あ、はいですの」
黒子(バレたかと思いましたわ)
黒子「ではさっそく初春!逮捕の準備ですの」
初春「はい。もうやってますよ」カタカタ
ジーッ
初春「どうぞ」ピラッ
黒子「なんですの?この電話番号は」
初春「丁度良いことに警備員の預かりもとになっているみたいで。そのかたの電話番号です」
初春(どうにでもなれ)
黒子「まぁ。預かりもとなんて。やっぱり変質者でしたのね」
美琴「……うげぇ」
黒子「あぁ!お姉さまが凄い表情に!」
美琴「いやちょっと気持ち悪くて」
初春「えっ大丈夫ですか?」
美琴「正直、黒子だったら良かったわね。盗んだの」
黒子「えっ」
初春「……へー」
美琴「ん?なによう」
黒子「い、いえ……そのっわたくしっ」
美琴「まぁ黒子でも嫌だけどねー」
黒子「よし!ちょっと電話してきますの!!初春!行きますわよ!!」
初春「えっあ、はい!」
美琴「あっちょっ。なんで初春さんまで連れて……っ」
バタン
美琴「……ぶぅ」
――第一位、一方通行が下着泥棒の罪で逮捕されました。
一方通行は「やってない!俺はやってない!」「中学生なンてババァなンだよ!」など、余罪を窺わせる――
上条「へー」ズルズル
禁書「うどん美味しいね!とうま」チュルチュル
おわり
604 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2012/01/16 00:55:57.75 qo5TmI5DO 7/7おわりんご