95 : 去鳴「来ちゃった☆」上里「」[sage] - 2016/07/30 11:16:46.20 qqHM8vB/0 1/7何レスかお借りします。上里と去鳴、新約15巻バレ微有?
キーンコーンカーンコーン
上里「……ふぅ」
上里「(さて、この後はどうしようかな。また生徒会の手伝いにでも…)」ガヤガヤ
上里「(…?何か騒がしいな)」
去鳴「おーい、お兄ちゃーん。おーい。」
クラスメイトA「何だ、あの子…レインコートに…半裸…?」
クラスメイトV「確実にうちの生徒じゃないよな…痴女か?」
上里「」
去鳴「あ、いた。お兄ちゃん、やっほー」手フリフリ
上里「…なんでお前がここに居るんだ…!」
去鳴「そりゃ勿論、お兄ちゃんを迎えに来たに決まってるっしょ?」
上里「迎えに来たって…」
クラスメイトC「上里と痴女が親し気に話してる…どういう関係だ…?」
クラスメイトD「さっきお兄ちゃんとか呼んでたような…まさかそういうプレイ…」
上里「…とりあえずここから離れるぞ」
去鳴「おっけー」
上里「…それで、目的は何なんだ?」テクテク
去鳴「ん?目的って?」テクテク
上里「とぼけるな。わざわざ来たって事は何かしら理由があるんだろう?」
去鳴「妹がお兄ちゃんに会いに来るのに理由なんていらないよん。…あぁ、でも。強いていうなら、お兄ちゃんが上条ちゃんに手出してないかどうか確かめに来た、かな?」
上里「…」
去鳴「そんな睨まないでよ。何度もいうけど、私はお兄ちゃんの味方だよ?」
去鳴「上条ちゃんを[ピーーー]ことがお兄ちゃんのためにならないから止めてるだけであって。そもそもお兄ちゃんには[ピーーー]とか殺さないとか、そういう次元に来てほしくないの。そういうのは私みたいな狂人で十分」
上里「…もう[ピーーー]気はないよ。だからもう帰れって」
去鳴「冷たいなぁ、たった一人の妹なんだからもっと優しくしてよー」
上里「義理だろ」
去鳴「義理でも妹は妹だもん」
上里「…」ハァ
去鳴「~♪」
上里「…大体さ、お前。なんであんな事したぼくに、まだ普通に話しかけられるんだ?」
去鳴「あんな事って?」
上里「…意識の向きを変えて、精神世界に閉じ込めたのはぼくだ」
去鳴「やったのはお兄ちゃんの取り巻きどもでしょ」
上里「頼んだのはぼくだ」
去鳴「そ。で、それがどうかした?私はそんな事もう忘れたし、まぁ私みたいな奴を暴れないように、ってのは誰もが考えることだからね。お兄ちゃんが気にすることないよ」
上里「…」
去鳴「…じゃ、悪いって思ってるなら…お詫びに私の言うこと聞いてくれる?頼みたいことがあるんだけど」
上里「…頼みたい事?」
去鳴「嫌そうな顔しないでってば。…そのさ、私、学園都市来たの初めてだし。色々あったからロクに観光もできてないんだよね。だから私とデー…じゃ、じゃなくて。案内してよ。学園都市。お兄ちゃんも来たばっかとはいえ私よりは詳しいっしょ?」
上里「…ぼくじゃなくて上条に頼めばいいじゃないか」
去鳴「…こ、この鈍感兄貴め…。ええい、私はお兄ちゃんと一緒に行きたいの!それぐらい分かれバカ!」
上里「…」
去鳴「…」
上里「………分かったよ。案内すればいいんだろう、案内すれば」
去鳴「!」パァ
上里「まぁ、妹が暴走しないように手綱を握るのも兄の役目だろうし。…で、どこに行きたいんだ?」
去鳴「うーん、そうだなぁ…」
上里「…」
去鳴「…」
去鳴「お兄ちゃんと一緒なら、どこだっていいよ」ギュッ
101 : 去鳴「来ちゃった☆」上里「」[] - 2016/07/30 11:21:36.98 qqHM8vB/0 7/7終わり。去鳴ちゃんが思ってた以上に可愛かったのと去鳴ちゃんが出演するSSがないのでむしゃくしゃして書いた。
オチはない。お目汚し失礼しました。