この学園都市の人間は、満足感や充足感を求める。
映画館
アックア「いらっしゃいませーなのである」
絹旗「ふっふっふー、この映画には超期待出来ますね」
浜面「お前の期待ってのは間違った方の期待だろうが」
絹旗「むっ、超聞き捨てなりませんがとりあえず券を買いましょう」
浜面「はいはい……すいません、高校生二枚」
アックア「はい、ごゆっくりどうぞ」
アックア(しかしこの映画、満足出来る物とは言い難い出来なのであるが……)
ただ、この学園都市の人間は――
浜面「なんか中途半端に出来が良かったな……」
絹旗「うーん……超期待外れでしたね」
浜面「それにしてはなんか満足そうだな」
絹旗「そうですか……? なんででしょうかね?」
浜面「俺とデート出来たから、とか!」
絹旗「……な! 何を超馬鹿な事言ってるんですか!」ゲシッ
浜面「痛い! すいません冗談です!」
絹旗「まったく浜面は……次は買い物です! 超こき使ってあげます!」
アックア(可愛いものであるな)
――気づかないうちに心が満たされている事もあるようだ。
とあるシリーズSS総合スレ24冊目
御坂「さてと、24冊目もおしまいだしそろそろ埋めがてらSSの練習でもしようかな……」
御坂「最近は魔法少女ものがはやってるらしいし、それで試してみよう」
「御坂!」
「来ないで!」
後ろから、上条の声が聞こえる。
その声色から、自分を呼び止めに来てくれたのだと言うことがわかる。
だが、もう私は引き返せないのだ。
「私はもう、魔法少女ミサカ☆ミコトなのよ……あんたとは、同じ世界にはいられない」
「そんな……なんでだよ!!」
そう、私は自分の願い事を一つ叶えた。
奇跡を起こした。
だがその代償として、私は学園都市の平和を守る超能力魔法少女、ミサカ☆ミコトとなったのだ。
「だから、アンタはもう私のことは忘れて――」
「忘れられるかよ……」
「えっ?」
「お前が魔法少女になろうがなんだろうが、忘れられるかよ! 御坂、俺は、お前のことが――」
御坂「……」
御坂「アリね」
御坂「この願いっていうのは何にしようかしら。やっぱ『あいつが幸せになりますように』とかかな」キリッ
御坂「必殺技は『ビリ・フィナーレ』かしらね」
御坂「えへへ……」
白井「お姉さまェ……」
続きを読む963 : 勇者佐天の冒険[sage] - 2011/03/10 01:02:30.76 EyiF6UJSO 1/9魔法陣グルグルのパロです
7レスほどいただきます
「easy come easy go ですわ」
俺の目の前に居る少女は、パイプ椅子に腰掛けると同時にそう言った。いったい何を言ってやがるこのガキは。
ツインテールの小柄な少女。年齢は中学一年生ほどだろうか、名門お嬢様学校である常盤台の制服に身を包んでいる。
ハッキリ言ってこの場所には最も似つかわしくない人種だ。法を犯した犯罪者が収容されるこの刑務所では。
防弾ガラスの向こう側に座る少女に、こちら側に座る俺。決定的に確定的に違う。犯罪者と一般人。あぁちょっと違うな。
確かコイツは風紀委員だった。法を犯す者とソレを取り締まる者。正しくはこうだ。
コイツの名前など知らないが、それだけは知っている。なぜかって、答えは簡単。俺がコイツに捕まったからだ。
我ながら情けない限りだが、強盗をしている時にたまたま居合わせたこのガキに取り押さえられてしまった。
あぁ、あれからもう一年も経つか。
「生憎と学が無いんでな、言っている意味なんて分かりやしねぇぜ」
「なら調べるか、誰かに教えて貰うことですわね」
「ッハ!誰が」
肩を竦めて首を横に振ってみせる。
コイツの意図が分からない。なぜこのタイミングで俺の元を訪ねたのだろうか。
それにしてもコイツの口調はいちいちお嬢様風をふかしているようで気に食わない。
「今日は貴方が真面目にやっているか確認に来ましたの」
「おーおー、随分と上から言うじゃねえか。真面目も真面目、大真面目だぜ。能力も使えやしねぇし、やることなんざ何もねぇ。
退屈は人を殺すっていうけど、ありゃ本当だな」
決められたスケジュール通りに決められた作業の繰り返し。たまに自分が機械か人間か分からなくなる。
「それなら良いですの」と満足げな笑みを浮かべて頷くツインテールのガキ。
「貴方のお陰で風紀委員として一歩前に進めましたから、感謝していますのよ」
天井「という訳で一方通行、このクローンと戦闘を行い、絶対能力者を目指して欲しい」
一方通行「このクローン……ってホストみたいな格好したコイツか?」
00001号「よろしくな一方通行、とカキネは挨拶する」
一方通行「カキネってなンだ……?」
天井「このカキネ、弟達(ブラザーズ)は第二位の垣根帝督のDNAマップを元に造られたクローンだ」
一方通行「第二位ねェ……『未元物質』とかいうワケわかンねェ能力ってのは聞いた事あるが」
天井「そうだ、その『未元物質』に限りなく近い能力を持たせる事に私達は成功した」
00001号「お兄様(オリジナル)程では無いがそれなりの戦闘能力はある、とカキネは答える」
天井「そのために一体につき二十五万もの費用が掛かってしまったがな……」
一方通行「まァいいや……コイツを倒しまくればいいンだろ?」
天井「そういう事だ、早速実験に取り掛かってくれ。お前も実験の準備をしろ」
00001号「了解だ、とカキネは実験に必要な物を取りに行く」
>>627からのやつの続き
メインキャラはアイテムの浜絹滝フレ(麦のん全然書けない勘弁)
※関連
絹旗「おこた」
http://toaruss.blog.jp/archives/1025036288.html
~電気店『秋原葉』~
浜面「エアコンの類は3階か」
フレンダ「こーゆーとこ久々に来た訳よ!」
浜面「俺はエアコンとか見てくるけど、お前は先にドライヤー見てるか?」
フレンダ「わほーい!ねぇ見て浜面!ニンテントー4DSだって!すごーい!」
浜面(聞いちゃいねぇ)
フレンダ「うわ!なにあれ!のわ!あっちも!」スタタター
浜面「…ま、まぁ別に迷子とかになるわけでもなし、先行ってよう」
フレンダ「きゃーこれアイポだアイポ!こんな可愛いのあるんだー!見て見て浜面!」
フレンダ「…ありゃ?いない」
フレンダ「…」ムーッ
浜面「ああ、あったあった」
浜面「ん…?なんだこの冷蔵庫。明らかに異質な感じが」
冷蔵庫「よォ」
浜面「!!?」
冷蔵庫「おいなんだその顔は。あ、間違えた、おいなんだその馬顔は」
浜面「言い直してんじゃねえ!つーかなんだこの冷蔵庫!?」
冷蔵庫「ニャンだかんだと聞かれたら…答えてあげるが世の情け」
冷蔵庫「愛と真実の悪を貫く、ラブリーチャーミーな…ry」
冷蔵庫「ムry!コry!銀河ry…白い明日がry…にゃーんてにゃ!」
浜面(何故終わる前に逃げなかった10秒前の俺…)
私の名前は天井亜雄。英語で言うとsweet blue.甘美なる青。
私は、この科学の街の最先端の実験を担う偉大なる科学者である。
絶対能力進化計画。レベル5第一位『一方通行』をレベル6へと到達させる為の実験。
私が担当しているのは量産能力者『妹達』の調整。
学習装置を用いた精神面の形成であり、今は直接の対話を通しての確認作業だ。
「さて、検体番号105号。調子はどうだ?」
「問題ありません、とミサカは後ずさります」
「? どうした、105号」
「くせーんだよ腐れ毒男が、とミサカは正直な心中を吐露します」
「……え?」
「寄るな」
「…………」
私の名前は天井亜雄。英語で言うとsweet blue.甘美なる青。
年齢と彼女いない歴は非公開。
続きを読む885 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] - 2011/03/07 21:38:02.96 YV0GEtCX0 1/14今書いてるssが思うように進まないので気分転換に明るいネタを、と思ったけど結局暗くなったorz
12レス貰います。
完全に設定無視です。怒らないでください。
投下行きますの
「あァ、もうすぐホワイトデーか」
3月だというのに暖かいとは言えない日が続き、今の日付を忘れてしまいそうだ。
とはいえ、先日お菓子を大量に貰ってあんなに3倍返しだと騒がれれば忘れることはできなかった。
なにより、そういったイベントを楽しんでいる自分に驚いている。
「流石に俺は手作りじゃなくてもかまわねェだろ」
先日行われたバレンタインデーを思い出す。
自分と共に暮らす二人の姫君は、そういったイベント事が大好きだ。
「でっけェ方の姫様のあれはツンデレっていうのかな……」
渡す時に恥ずかしそうに電気を発生させるのは少し勘弁してほしい。
昔のように反射ができるわけでもないし、なにより傷つけたくないので反射をする気もない。
「ちっせェ方の姫様はいつの間に料理なンてできるようになったンだろうな」
たかがチョコを溶かして再び固める程度のことだ。
それを料理なんて言って褒めているのも、周りからすれば親馬鹿とでも言われて笑われてしまうだろう。
「………あァ、幸せだなァ」
自分は、あの二人がいるから、笑うことができる。
「ケーキでも買って帰るか」
二人の笑顔のためならば、自分はどんな巨大な闇とでも戦うことができるだろう。
続きを読む869 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] - 2011/03/07 16:25:18.35 m4ev/Oq20 1/9五レス貰います。
とてもとてもシリアスな上インです。一通さんもシリアス出演。
記憶喪失って知ってるか?
そう、よく漫画の主人公とかヒロインがなる(らしい)アレだ。
「ここはどこ? 私は誰?」、なんてありきたり(らしい)な台詞を言っちゃうのもお約束のアレだ。
でも、自分がそんな事になるなんて誰も思わないだろう。
ああ、俺もそう思いたいがそれはもう無理な話だ。
他でもない俺が記憶喪失なんだから。
目が覚めたら、傷だらけで知らないベッドの上だった。
なんでこんなにボロボロなんだよ……って当然なる。
でもその原因が全く思い出せない。
本当にこれっぽっちも出てこないんだから笑えない。
起きたら体も記憶ボロボロだった、なんてとんでも体験をしてしまうような事を、以前の俺はやってたらしい。
いや、昔の俺ロック過ぎるだろ。どんだけ人生ハードだったんだよ。
という訳で私こと上条当麻は不幸な事に記憶喪失なのです。
え? ただ不幸自慢したくてこんな駄文を書いてんだろって?
いいや、実はこれが違うんだよな。
不幸なんてもんじゃない、むしろその逆、幸せ過ぎてヤバい。
記憶喪失で幸せっておかしいと思うかもしれない。実際、俺もそう思ってたさ。
病室に来てくれた銀髪の女の子を見るまではな。
続きを読む828 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] - 2011/03/06 17:24:01.76 1sgNDYWu0 1/10SS初心者が投稿させていただきます。
※if設定です!
上条さん一方さん浜面の性格が少し変わっています。
それでもいい方はどうぞ
必要悪の教会・女子寮
神裂「……………………………はぁ」
ルチア「どうしたんですか神裂さんは」
アニェーゼ「洗濯機が壊れちまったんで落ち込んでるみてぇですね。今は学園都市に修理に出してて来週には直るみてぇですが」
アンジェレネ「でも神裂さんて洗濯の当番じゃないですよね? なんで落ち込むんですか?」
オルソラ「日本の方は物を大事にすると言いますから。あの洗濯機に思い入れでもあったのではないでしょうか?」
………………………
学園都市・第七学区
美琴「ちぇいさー!!」
ドゴォン!! ガガガ……
美琴「………あれ? ジュースが出てこない」
ピー、ブツン!
美琴「あ、電気消えた………本格的に壊れちゃった? 逃げよう」
………………………
学園都市・とある工場
冷蔵庫「…………」
冷蔵庫「俺がこの姿になって随分経つが………」
冷蔵庫「いつのまにか機械の声がわかるようになっちまった」
冷蔵庫「読心能力者も真っ青だぜ。ふっふっふ」
冷蔵庫「なんでそんな能力に目覚めたかは深く考えちゃ駄目だ。わかったな?」
他所のスレで受信した電波で一レス貰う
上条「銀髪碧眼の、女の子……?」
禁書「ん、ぅ……」
上条「あ、えーと、その、あいきゃんとすぴーく」
禁書「……え? ここは……」
上条「アー,モシカシテー、日本語通ジル?」
禁書「あ、その、いえす」
上条「ここ、俺の家のベランダ。あなた、誰?」
禁書「……うわあああ!! ごごごめんなさい! ああの、そのっ、泥棒とかじゃなくって!!」
上条「あー、その、とりあえずおちついて」
禁書「ごめんなさい、すぐ出て行くから!」ピョイ
上条「ってうおわあおおおおあ!?」ガシッ
禁書「ひゃあ!?」
上条「なに人の家のベランダからダイブしようとしてるんでせうか……」
禁書「あ、うう……ごめんなさい」プラーン
上条「よっ、と。んで、とりあえず……どうしよう?」
禁書「え、えっと、迷惑を掛けるつもりは無いからすぐに」グーッ
上条「……お腹減ってんの?」
禁書「えうう……」グーッグーッ
上条「……とりあえず、何か食べる?」
ガラガラ
打ち止め「ただいまーってミサカはミサカは小声で言ってみたり」ヒ
一方通行「…………」スヤスヤ
打ち止め「またお昼寝してるってミサカはミサカは少し呆れてみる」
トテトテ
打ち止め「よっと」ポスン
打ち止め(でも、あなたの寝顔を見るのは好きってミサカはミサカは心の中でつぶやいてみる)
ジー
打ち止め「何であなたの寝顔はどれだけ見ても飽きないのかな?ってミ―」
一方通行「……ぐっ」
打ち止め「一方通行?」
一方通行「まだ……まだ殺すの……か」
打ち止め「…………もしかして」
一方通行「あと…何百人…殺…せば」
打ち止め「実験の夢を見てるの?ってミサカはミサカはあなたの苦しみの原因を想像してみる」
スッ
打ち止め「大丈夫だよ」ナデナデ
打ち止め「あなたの罪を消すことはできないし、消そうとも思わないけど……」
打ち止め「弱いあなたのそばにずっといてあげるから、ってミサカはミサカは自分の想いを述べてみる」
一方通行「……」
打ち止め「……」スヤスヤ
一方通行「なンでこのクソガキは俺の横で寝てンだ?」
一方通行「しかもこの体勢……保護者にでもなったつもりかァ?」
打ち止め「う~ん」ムニャムニャ
一方通行「ったく……」
一方通行(最強を名乗る男が、クソガキの寝顔に安堵してどォすンだよ……)
了
上条「運動会があるから来ないかって?」
御坂妹「はい、この度妹達が大集合して運動会をする事になりました、とミサカは伝えます」
美琴「妹達で運動会ねえ……まあ面白そうだし行ってみようかしら」
御坂妹「ぶっちゃけお姉様は来なくてもいいんですけどね、とミサカは本音をうっかり漏らします」
美琴「そういうのはうっかりって言わないわよ!」
上条「まあまあ、せっかくだしお邪魔させてもらうよ」
御坂妹「それは良かったです。ではお二人とも楽しみにしていて下さい、とミサカは胸のワクワクを隠しつつも伝えます」
上条「だから隠れてないって」
続きを読む741 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/03/05 00:41:38.61 vKcqBOCO0 1/86レスお借りします。
ステイルと小萌のお話です。
駄文ですが、よろしくお願いします。
続きを読む730 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] - 2011/03/04 22:39:38.41 hFf7tHdq0 1/6上イン←美琴の失恋話です。
純粋な美琴嬢ファン、上琴ファンの方々には嫌厭される可能性もありますのでご注意ください。
4レスほど頂きます。
上条の右腕がもぎ取られた。
フィアンマは口元に笑みを浮かべる。
フィアンマ「次は耳だ」
自らの右腕を構えて。
上条「ベツレヘムの星だって……まさにふざけた幻想だ」
フィ「……」
上「教えてやるよ、三下。
どんなにでかい要塞を飛ばしても、
可哀想なインデックスを操っても、
地から離れては人間は生きられないんだよ!」
フィ「俺様は滅びぬ。何度でも蘇るさ」
フィ「跪け。命乞いをしろ。小僧から羊皮紙を取り戻せ!」
第三の腕を構えたフィアンマが、上条の心臓を狙った。
そこへ――
「待てェ―――ッ!!」
現れたのは、一人の少年。
一「そいつを撃ってみろ。羊皮紙は戻らねェぞ」
上「一方通行! 来るな! こいつはどうせ俺たちを[ピーーー]気だ!」
フィ「……小僧、上条の命と引き換えだ。羊皮紙のありかを言え。
それとも、その黒翼で俺様と勝負するか?」
一「……三下と2人っきりで話がしてェ」
上「一方通行……!」
フィアンマは、第三の腕の構えを解き、1歩後ろに下がる。
フィ「3分間待ってやる」
1レスもらいます
美琴「最初に会った時は本気で超電磁砲撃ったのよ」
一方「そんなこともあったなァ」
上条「お前も大分丸くなったな」
美琴「最初に会った時は本気で超電磁砲撃ったのよ」
一方「そんなこともあったなァ」
黒子「学園都市第1位の方とお友達だなんて、流石お姉さまですわ」
初春「ふぇー、御坂さんのアレを防ぐなんて流石ですねぇ」
美琴「最初に会った時は本気で超電磁砲撃ったのよ」
一方「そんなこともあったなァ」
美鈴「そんなことより二人が正装でここに来てることのほうが気になってるんだけど」
美琴「最初に会った時は本気で超電磁砲撃ったのよ」
一方「そんなこともあったなァ」
女の子「ふーん。パパとママは最初は仲が悪かったんだね」
終
なんだろこれ
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